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産休育休中に宅建受験で感じたメリットデメリット

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都内在住30代 2歳0歳の息子がおり育休中

育休中に宅建の資格を取ろうと思うんだけど、メリットデメリットは?

実際に産休育休中に宅建の受験をしたのでお答えします。

 

2023年宅建試験に育休中に合格

じつは今回の宅建試験は2回目の受験で合格しました。

1回目は出産前の臨月に受験し、不合格。

その時の状況も説明しますね。

 

自己採点結果

 

1回目 29点(2022年 合格点36点)

2回目 38点(2023年 合格点36点)

1回目の受験では30点にも届いていませんでした…

そこからきちんと勉強し、翌年には合格することができました。

 

なぜ宅建を取ろうと思ったか

・復帰が不安だったから

・連続で育休を取ることになったから

・転職した場合に少しでも有利な条件にしたかったから

・知識が低下するのを防ぎたかったから

 

受験日当日の状況

受験日当日の状況です。

1回目は臨月、2回目は妊娠5ヶ月で受験しました。

1回目

1回目は産休中で臨月での受験でした。

申込の段階から妊娠したことがわかっており、配慮してもらえるように申請していたため、教室は一番トイレに近い場所でした。

座席は扉が近い右側の一番後ろ。

テーブルと椅子が一体になっていない席での受験でした。

この他にもエレベーターがついている会場にしてもらえたり、駅から近い会場にしてもらえ、たくさんの配慮をしてもらいました。

そのため、試験には集中して臨めたのですが、自分の勉強不足で1回目は不合格になってしまいました…

2回目

2回目は妊娠5ヶ月での受験でした。

申込段階では妊娠していなかったため、配慮は申請しませんでした。

安定期に入り、まだお腹もそこまで大きくなっていなかったため、普通の会場で受験しました。

試験中は集中して受験でき、2回目にして合格することができました。

 

宅建試験を受験してメリットデメリット

産休育休中に宅建を受験したメリットデメリットを紹介します。

メリット

・自信がついた

・転職に有利になる

・不動産の知識が身についた

・復帰して頑張るという姿勢を職場にアピールできる

 

宅建試験を受験して合格し、自信がつきました。

育休中は話し相手もなかなかいなく、孤独になりそうでしたが、宅建合格!という目標に向かってコツコツ努力することができ、育児以外に取り組むものがあったため、いい息抜きにもなりました。

会社の人事に宅建合格を報告したところ、お褒めの言葉をいただき、職場復帰のためにもいいアピール材料になったかと思います。

仮に職場復帰できずに転職となった場合も、不動産業界での転職はしやすくなったはずです。

そう考えると、育休中に宅建を取得できてよかったです。

 

デメリット

・産後1ヶ月はほぼ勉強できない

・臨月での受験はトイレが心配だった

・子どもとの時間が少し減った

・家族の協力が不可欠

 

宅建受験に限らずですが、産後1ヶ月は育児に追われほぼ勉強できませんでした。

第一子ということもあり、かってがわからず、毎日寝不足で赤ちゃんを生かすことだけに必死だったため、産後1~2ヶ月は勉強ができる状態ではありませんでした。

その後、体調も安定し、育児のペースがつかめてきたことから勉強しました。

1回目の受験では臨月で受験したため、トイレが心配でした。

妊娠する前はこんなにトイレが近くなるとは思っていなかったため、これはおおきな誤算でした。

試験時間最後の10分くらいで猛烈にトイレに行きたくなり、試験終了後、真っ先にトイレにかけこみました…

宅建の勉強で家族の協力は必要不可欠でした。

普段の勉強は家でしていたのですが、試験近くになると模試をやりたかったため、子どもを数時間あずけて近くのカフェやファミレスで勉強しました。

少し、子どもとの時間も減ってしまったため、仕方のないことなのですが、これはデメリットだなぁと感じました。

 

勉強開始時期

宅建の勉強時間は一般的に独学の場合は600時間、予備校に通う場合は400時間が妥当のようです。

私の場合はどちらも独学でした。

1回目は200時間くらいで、2回目は300時間くらい。

合格時に本当に集中して勉強したなと思うのは、最後の3ヶ月くらいでした。

 

宅建勉強方法

1度目の受験はあまり勉強せずに受験しました。

11月に出産を控えており、宅建の1週間前まで働いていたため、仕事と体調管理に重きをおいていました。

そのため、勉強はあまりできずに受験しました。

結果は30点にも届かずに不合格でした。

 

2度目の受験は、11月に出産したため、身体の回復を待って1月ころから徐々に勉強を始めました。

夏ころまでは順調に勉強していたのですが、夏に第2子の妊娠が判明。

8月、9月はつわりがきつく、1時間も勉強できない期間もありました。

試験前に勉強ができなくて焦りましたが、9月も後半になると体調が安定してきて勉強することができました。

2回目の受験では38点で無事に合格することができました。

 

合格した時と不合格であったときは何が違っていたのか考えてみると、問題演習をこなした数です。

1回目の受験の時はテキストは1週したかしないか。

ぜんぜん暗記ができていませんでした。

2回目の受験時はテキストを最低3週はしました。

確実に得点したかった宅建業法と法令制限は5週はしました。

その成果か、宅建業法18点、法令制限10点、権利関係7点、免除科目3点で合計38点となりました。

外部模試の受験もしたかったのですが、子どもがいて難しかったため、夫に短時間子どもを見てもらってカフェで2時間だけ模試をやったりしていました。

スキマ時間にはYouTubeを活用したり、アプリで過去問道場でひたすら過去問をこなしていました。

YouTube→棚田行政書士の不動産大学

アプリ→宅建 過去問道場

 

宅建に使用したテキスト

LECのテキストを利用しました。

 




問題集はこちら




 

LECの問題集は頻出項目がA~Cで示されており、どこから覚えればよいか分かりやすいため時間がない人にもおすすめです。

1ヶ月前からは模試も使用しました。


LECの模試は解説もわかりやすく、安いため会場で受験するのもおすすめです。

産休育休中はキャリアアップのチャンス

実際に産休育休中に資格を取得してみて思うのは産休育休中はキャリアダウンではなく、キャリアアップのチャンスだということ。

もちろん、自分の体調や子どもも大切ですが、育児には何かとお金がかかるもの。

その時に頼れるのは自分のキャリアです。

育休から復帰すると、さらに時間がなくなるというのが現実です。

そのため、産休育休中に資格をとって、少しでも自信をもって復帰または転職して頑張りましょう。

 

まとめ

産休育休中に宅建を取得するメリットデメリットを紹介してきました。

メリット

  • 自分に自信がついた
  • 転職に有利になる
  • 不動産の知識が身についた
  • 復帰して頑張るという姿勢を職場にアピールできる

デメリット

  • 産後1ヶ月はほぼ勉強できない
  • 臨月での受験はトイレが心配だった
  • 子どもとの時間が少し減った
  • 家族の協力が不可欠

参考になればうれしいです。

 

 

 

 

 

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