子どもの貯金は資産運用するべき?
*子どもの教育資金を貯める方法はどれが正解?
*NISAって実際どうなの?
*子どものお年玉はどうしたらいい?
こういったお悩みに応えます。
【この記事の内容】
*子どもの教育資金は貯蓄と親のNISAで運用すべき |
では、さっそく解説していきますね。
Contents
子どもの教育資金は貯蓄と親のNISAで運用すべき
子どもが産まれると教育資金をどのように貯蓄していくか悩みますよね。
私も現在0歳1歳の母であり悩みました。
金融機関に勤めていることもあり、周りに子どもの貯金はどうしているのか聞いてみると、貯金、学資保険、NISAという回答が多かったです。
みなさん金融機関に勤めているということもあり、金融リテラシーは高めです。
その人たちが具体的に子どもの資産運用について具体的なお話を聞いてみました。
大きいお子さんがいる方は
預金+学資保険
まだ子どもが小さい同年代は
預金+NISA
という組み合わせが多かったです。
高校生以上の子どもがいる人は自分たちの子どもが小さい頃にはNISAの制度がまだ始まっていなかったため、選択肢が少なく、『預金+学資保険』というかたちで子どもの資産を準備している人が大半でした。
その頃にNISAがあれば利用したかったという声もありました。
30代は自分たちのNISA枠を利用して子どもたちの貯金を運用している人が多かったです。
私も自分の子どものために学資保険がいいのかNISAがいいのか調べました。
結論はやはり、
貯金+NISA
が1番いいということになりました。
理由は
- 子どもが成人するまでに時間があるため、長期で資産形成できるということ
- NISAだけではリスクがあるため、万が一の場合を考え貯金もする
- 学資保険のメリットが少ない
一つずつ解説していきますね。
子どもが成人するまでに長期で資産形成ができる
令和6年10月生まれの子どもが18歳になるまでにもらえる児童手当の総額は約230万円になります。
児童年齢 | 児童手当の額 |
3歳未満 | 一律15,000円
(第3子以降は30,000円) |
3歳以上高校生年代まで | 10,000円
(第3子以降は30,000円) |
月々10,000以上の児童手当があるため、つみたてNISAを利用したり、まとめて株を買うこともできます。
東京都であればさらに東京018サポートがあるため、追加で月々5,000円もあるため、こちらも利用して資産形成ができます。
万が一のため預金もしておく
NISAだけでは不安ということもわかります。
子どもの教育資金をNISA1本にするというのは私もおすすめできません。
資産形成に大切なことはバランスです。
例えば、児童手当が総額で230万円もらえるのであれば、半分の115万円を預金することもできます。
学資保険はメリットが少ない
学資保険はNISAなどに比べ、メリットが少ないように思えます。
学資保険の返礼率1位のソニー生命の『学資金準備スクエア』という商品があります。
こちらの商品で2022年生まれ長男のシュミレーションしてみると、
月払い保険料 | 払込保険料総額 | 受取学資金総額 |
19,908円 | 1,911,168円
(返戻率約104.6%) |
200万円 |
※保険料払込期間10歳までを設定
返戻金はプラス88,832円です。
悪くはないと思うのですが、NISAの場合だと購入する商品にもよりますが、18年間の時間があれば10万円以上のプラスも現実的なのです。
そして株も購入したとすると、株主優待もあるため、金額以上のメリットがあるのです。
学資保険は途中で解約した場合、解約返戻金は払い込んだ保険料総額よりも少なくなることがほとんどなのです。
一方NISAは必要な時に必要な分だけ解約ができ、解約した分に税金はかかりません。
学資保険は18歳や22歳満期の商品が多いです。
子どもの進学先によっては18歳前にお金が必要になることもありますよね。
その時に解約してしまい、結果手元に残るお金が減ってしまうのはもったいないことです。
それなら、多少のリスクはあるもののNISAで運用しておくほうがメリットが多いです。
以上の理由から子どもの教育資金は
貯金+NISA
なりました。
昔であれば、子どもが生まれたら0歳のうちに学資保険に入ろうということになりますが、現在の学資保険加入率は42%で、年々その加入率は下がってきています。
子どもの教育資金は効率よく貯めていきたいものですよね。
NISAはお得
NISAは早く始めた方がいいです。
それは、時間を味方につけてじっくり資産を増やしていけるから。
長期投資ができるため、リスク分散にもつながります。
さらに投資信託や株式を購入することで、配当金以外にも株主優待でお得に資産運用することができるんです。
私自身、2022年に生まれた息子がいるのですが、2022年から始めたNISA口座は2024年10月現在、
5万2130円のプラスとなっています。
※2022年はジュニアNISAがあったため、長男自身の名義になっています。
お年玉もNISAで運用が正解
子どもがもらったお年玉もどうするか悩みどころですよね。
私が提案しているのが、もらったお年玉はNISAで運用して子どもとともに結果をみるというものです。
幼いころは自分で使い道を決められないため、例えば、なにかおもちゃに関連するものの株を買ったりしてその伸びを子どもと確認すれば金融教育もできます。
私の場合、子どもが生まれてからタカラトミーの株を買いました。
タカラトミーでは株主優待でおもちゃを購入したときの割引券がもらえたり、トミカやリカちゃん人形がもらえます。
子どもにおもちゃを買うときには割引券が使えますし、毎年トミカやリカちゃん人形が自宅に届くのは嬉しいものです。
親も子どもも嬉しいNISAはやっぱりおすすめです。
でも、やっぱりNISAってよくわからない。
元本割れするじゃないの?
こういった不安な気持ちになることもわかります。
私たちは学校の授業でお金に関することを学んだことはほぼないという人が多いのではないでしょうか?
そんなあなたのために、金融教養を身につけるための講座お金の教養講座があります。
この講座では資産運用するために知っておくべき基礎知識が学べます。
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知識ゼロの状態でも何から始めればよいか丁寧に説明されています。
さまざまな資産運用の方法があるため、自分にピッタリな資産運用方法を見つけることができます。
まとめ
子どもの貯金についてどうするべきか解説してきました。
*子どもの教育資金は貯蓄と親のNISAで運用
*NISAはお得
*お年玉もNISAで運用が正解
不安があればお金の教養講座を受講してみましょう。
きっとあなたの不安を取り除いてくれるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。