【コロナ融資が断られる理由】再申し込みはいつからできる?
・コロナ融資を受けたいけど、再申請はいつからできるの?
実際に金融機関で働くOLがこの疑問にお答えします。
Contents
コロナ融資が断られてしまう理由2つ
✔準備不足だから
初期のコロナ融資はスピード感重視でした。
そのため、審査が甘めになっていたことも事実です。
借り入れ要件を確認し、売上が下がっている先に関してはどんどん融資を実行していました。
1回目のコロナ融資はあまりにも簡単に融資をしていたのです。
借り入れ要件をクリアしていれば、少々難のある案件でも通っていました。
1回目のコロナ融資があまりにも簡単に通ったため、2回目もその要領で借りられるだろうと考えた経営者が融資を断られています。
それは、金融機関の審査体制が整ったからです。
✔金融機関の審査体制が整ったから
1回目のコロナ融資と違い、2回目のコロナ融資では金融機関に余裕ができ、審査体制も整ってきました。
本部の審査では、銀行OBや他の部署からの出向で審査を回していたこともあり、ぎりぎりな状況でした。
しかし、1回目のコロナ融資のピークも過ぎ、落ち着いて審査ができるようになりました。
内容を吟味して審査できるようになったのです。
時間をかけて審査することで、『返済可能性』を詳しくチェックできるようになりました。
再度の融資の申込みはいつからできる?
通常は3ヶ月~6ヶ月程度です。
一度否決されてしまうとその後の審査は厳しくなります。
そのため、安易に追加融資を申し込まないようにしましょう。
コロナ追加融資を断られた時にすること
✔断られた理由を必ず聞く
コロナ融資が秘訣になった場合、必ず秘訣になった理由を聞いてください。
その時に突っ込んだ内容まで聞き出せるようにしましょう。
時に金融機関は断りの理由をやんわりと伝えることもあります。
そこですぐに納得してしまうのではなく、理由を詳しく聞いてみてください。
理由もわからないまま再度コロナ融資の申請をしたとしてもまた否決になってしまう可能性があります。
例えば、税金を支払っていなかったことだけが理由の場合、税金を支払い、延滞状況が改善されれば融資の審査には通ります。
しかし、
- 設備資金が過大であること
- 自己資金が少なく借入金額が多い
などの問題で指摘された場合は、今の事業自体に問題がなかったとしても銀行側が事業計画自体に賛同できない場合は否決されるケースもあります。
またそれ以外にも事業の運営上の問題がある場合、表面的な問題が解決されたとしても、その根本的な部分の問題点が解決されないと融資には結びつきません。
さいごに
コロナ融資が断られる理由について解説してきました。
コロナ融資を否決された方は断られた理由をもとに再申し込みで借り入れできるよう改善していくための参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。