奨学金延滞するとブラックリスト入り?返済できない時はどうする?
奨学金を借りていると不安になることがありませんか?
社会人となり、返済が始まったけど、もし返済できない時がきたらどうしよう?
と奨学金を返済中の人は一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
本記事では、奨学金を延滞してしまうとブラックリスト入りしてしまうのかや、返済ができないときに取る行動を紹介します。
奨学金を延滞するとどうなる?
日本学生支援機構の奨学金の場合でお話をします。
大学を卒業すると、通常秋口ぐらいから返済がスタートします。
自分が決めた額を月々返済していくわけですが、毎月必ず返済するようにしましょう。
延滞してしまうと、延滞利息が発生する上、3ヶ月以上延滞すると個人信用情報機関に個人情報が登録されてしまいます。
しかし、返済期間は人それぞれですが、長い人では20年くらい返済期間がある人もいます。
長い人生、20年間の中で病気や失業の可能性もゼロではありませんよね。
今回のコロナで失業してしまい、奨学金の返済が難しいという人もいるかも知れません。
そんな時、奨学金を延滞するとどうなってしまうのか。
まずは返済の催促がきます。
電話や手紙で返済を促すよう連絡がくるかと思います。
奨学金を貸し出している機関にもよるかもしれませんが、自宅への訪問があるかもしれません。
(※日本学生支援機構では訪問はしていないようです。)
本人に連絡が取れないとなると、今度は保証人のところへ連絡がいきます。
学生の場合、保証人を実家の両親にお願いしているという人が多いと思います。
本人の返済が難しい場合は、保証人が支払いをしなければなりません。
そのための保証人です。
保証人も現金での返済が難しい場合は、自宅がある場合は自宅の差し押さえなんかもされる可能性があります。
また、延滞をしてしまった場合、延滞利息が発生します。
返済日から延滞解消日まで一定の利率で延滞利息がついてします為、通常返済するよりも多めの返済金を支払わなければいけません。
個人信用情報機関に登録されるとどうなる?
奨学金の延滞を3ヶ月以上してしまうと、個人信用情報機関に登録されてしまいます。
氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先、奨学金の貸与額、最終返還期日等が登録されます。
延滞者として登録されると、金融機関がその情報を見た時に『この人は経済的信用が低い』と判断してクレジットカードが発行されなかったり、自動車ローンや住宅ローンを組むことができなくなったりします。
一度登録されると、延滞を解消したとしても登録はされ続け、返済完了後の5年後に削除されます。
返済できないときは相談が大切
奨学金の返済に困った時は、必ず貸し出ししている機関へ連絡しましょう。
その際に大切なことは、延滞を何度もしてから相談するのではなく、苦しくなりそうだなと思ったら相談することです。
今までは毎月きちんと返済していたけれど、事情があって今月は返済が難しい、、という場合は貸し出し機関の感じる印象も違ってきます。
金融機関においても、融資先が何らかの理由で
金融機関も結局人が判断をしています。
今まできちんと返済していた人が何らかの理由があり、返済ができないという場合は対応をしています。
ましてや、今回のコロナのような場合は、金融庁からのお達しがあるため、融資の返済期間の延長や月々の返済金の減額など柔軟に対応をしている金融機関がほとんどです。
まとめ
今回は奨学金の返済について調べました。
- 奨学金の延滞は3ヶ月すると、個人信用情報機関へ登録されてしまう。
- 個人信用情報機関へ登録されてしまうと、返済後5年はクレジットカードや住宅ローンが組めなくなる恐れがある。
- 返済が困難な時は早めに相談をする。
本来なら、奨学金を借りずに学校に通えたり、は給付金の奨学金を受けられたりするのが理想ですが、現時点では全員がそういった立場になることは難しいですよね。
私自身、大学進学にあたり、奨学金を借りで返済中です。
返済が難しくなったときは今回調べたことを参考にしてみようと思います!
この記事が誰かの参考になれば嬉しいです^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました!