年子妊娠30週目は、妊娠後期にあたります。
出産に向けて体が徐々に準備し始める時期でもあります。
お腹だってどんどん大きくなり、赤ちゃんの様子やママの体の変化に伴い、出産に向けての心構えが出来てくるのはないでしょうか?
そこで、今回は年子妊娠30週目に起こる母体の症状や赤ちゃんの様子について書いていこうと思います。
●妊娠30週目のお腹の赤ちゃんと成長の様子
●妊娠30週目って逆子になりやすいの?
●妊娠30週目のトラブル【早産・切迫早産】について
●まとめ
妊娠30週目のお母さんの体の様子
頻繁にお腹が張りやすくなる
妊娠後期に入る30週目は、お腹が前にせり出し、大きくなることで筋肉が伸びた状態になってしまうのでお腹の張りをとても感じやすくなります。
また、体に対する ストレス からもお腹の張りが来ることがあるので体の負担になることは極力避けましょう💧
ゆとりをもった生活を心がけるようにして、パパや周りの大人(両親・義両親・兄弟など)に頼って、妊娠生活を乗り切りましょう!
出来ない部分は、パパにお願いして家事を分担していきましょう。
妊娠線ができやすくなる
妊娠30週に入るとお腹も大きくなり、妊娠線が妊婦さんには目立つように感じます。
妊娠線は急激な体重増加や赤ちゃんの成長に伴い出てき始めます。
皮膚が引き伸ばされることによって妊娠線は出来上がってしまうのです。
妊娠線が出てくると かゆみ もでてくることが多く、症状が進行する前にかかりつけ医に相談するようにしましょう。
こんな風にならない為にも、妊娠線予防は必ず対処しておきましょう😢
妊娠30週目のお腹の赤ちゃんと成長の様子
妊娠30週になると、赤ちゃんの骨格や肺など、ありとあらゆる部分の機能が出来上がってきます。
さらに聴覚や神経も発達してきて、ママの声や周りの音に反応したりして、お腹の中でグルグルと動いてる様子や、蹴っている様子もお腹を見て感じとれるようになります。
特に妊娠30週目は、胎児が活発に動き回るので、張りやすいと感じるママも多いかもしれませんが、周期を重ねると出産準備に入ってくる為、胎動も徐々に少なくなってきます。
胎動が急に減った場合や、お腹が張りやすい!と、感じた場合は、早産の危険性もあるのでかかりつけの産院で診察するようにしてください。
妊娠30週目って逆子になりやすいの?
通常であれば、お腹の中の赤ちゃんの向きは、妊娠後期に向け徐々に頭を下にして出産に迎えますが
赤ちゃんの向きが変わらず頭を上に下状態になってしまうと【逆子】となってしまいます。
※ 絵にするとこんな感じです。
通常のお腹の中の赤ちゃん
逆子の赤ちゃん
※ 妊娠中期に逆子と診断されても、妊娠30週までに自然となおっている赤ちゃんもいます。
妊娠30週で逆子の場合は、出産をより安全に行うために帝王切開にに切り替えるなど、分娩方法を医師と相談しなくてはいけません。
母子共により安全な出産に出来るよう、逆子の妊婦さんは医師とよく話し合い、出産方法を確かめることをおすすめします。
逆子体操を実践!逆子の治し方
妊娠30週で、逆子の場合でも分娩を安全に行うために【逆子体操】を進めている産院もあります。
私の友達にも逆子のママがいて、逆子を治すために一生懸命に体操してました!
(※ 逆子体操については、医師ときちんと相談した上で行いましょう。)
逆子体操のやり方
❶膝を床につけて、肩幅に開きます。
❷腕と肘を床につけます。
❸腰を上げて、お尻を高くつきあげます。
❹この姿勢で10~15分間ほどを目安に毎日行います。
こんな感じでググ~と、お尻を上に突き上げていきます。
管理人もやってみましたが、筋がピンとなって痛いし、つりそうです💧
地道なトレーニングですが、赤ちゃんのため!
逆子を直して安全なお産に臨みましょう。
妊娠30週目のトラブル、【早産・切迫早産】について
早産とは
早産とは、出産予定日よりも早い段階で生まれてしまうことをいいます。
正確には妊娠22週~36週の間に産まれてしまうと早産になります。
妊娠22週~36週目の間に赤ちゃんが産まれてしまうと、体の成長や形成なども十分ではない為に、 【低体重児・呼吸障害】などの障害が長期にわたり、赤ちゃんに残りやすい と言われています。
早産にならない為には、対策が必要ですが、ママの体質や病気などの原因もあるため、妊婦健診は必ず受診するようにしましょう。
切迫早産とは
早産は、出産予定日よりも早く生まれてきてしまうことを言いますが、その早産のリスクが高くなってきていることを切迫早産といいます。
簡単にいうと、早産の一歩手前の状態ということです。
私も妊娠後期に「切迫早産」になり、一時期入院を余儀なくされました。
年子の息子がまだ、当時1歳にだったので、離れるのが寂しくて寂しくて仕方がなかったです💧
切迫早産は、気が付くことが医師でも難しく、発見が遅れ早産になってしまう場合もあるのが難点 です。
特に、妊娠初期の場合は1ヶ月に1回のペースで定期健診が行われるため発見が遅れやすくなってしまいます。
以前に早産や切迫早産を経験している方は、医師と相談の上対策をしっかりととるようにしましょう。
まとめ
●妊娠30週は妊娠後期に入る為、出産準備期間でもあります。
そのため、体に負担をかけてしまうと【早産や切迫早産】のリスクが高くなってしまうので注意しましょう。
●無理のない生活を心がけて、ゆとりのある生活をしましょう。
●待ちに待った年子の赤ちゃんに会えるまでもう少しです。残り少ないマタニティライフを楽しみましょう。